『音のビタミン』
本田先生提供の講座の一部
リモート受講生のための中継
何の脈絡もないが⇒ヨメナとノコンギク
今年度2回目の地球環境『自然学』講座はある程度の予備知識を持っていないとついて行けない難解な講座だった。講師は国立精神・神経医療研究センター 神経研究所疾病研究第七部 部長の本田学先生。音のビタミン~音環境から健康へのアプローチ~は、興味を引くテーマだったが、全くの畑違いの話だったので、理解域を超えた話は眠りの世界に誘ってくれた。ただ音環境が人体に及ぼす影響などは、コーラスを楽しむロクとしては薄々感じていたことである。今回の話で目から鱗だったのは、可聴音域よりも人には聞こえない不可聴音の超高周波が、健康への『音のビタミン』として有効だという研究結果である。既にオーディオ分野では広音域の製品作りが進んでいるらしい。ボルネオで集音された不可聴音をBGMに3時間の講義が進められたが、前列3列目ぐらいにまでしか不可聴音の振動が伝わらないと言うことなので、4列目に座ったロクには『音のビタミン』が充分届かなかったかも知れない。自然界で超高周波の不可聴音を出しているのは虫の声らしい。
何時も野山を駆け回っているロクが元気なのは、知らず知らずのうちに『音のビタミン』をたっぷり摂取出来ているのかも知れない。今日もアクティブに過ごそう!
「地中から 聞こえなくても 虫の声」