ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

1年生と山登り

        天然記念物の大イチョウを見上げる子どもたち

              三角点について説明

             若い先生の大きなおにぎり

              クロモジの匂いを楽しむ


 随分と前から依頼されていた小学校恒例行事の山登りのお手伝いをしてきた。コロナ第3波が押し寄せて来たので、実施されるのか心配していたが、まだ行政からのお達しもないので予定通り行くことになった。毎年案内役を引き受けているので、先生方も子どもたちにも期待されている。行き先は地元の歌垣山で1年生2クラスの41人が2台のバスに分乗して、山麓まで送って貰う。
 毎年のことなので下見はせずに、一期一会で出会した自然を切り取り、印象に残るような話を提供するようにしている。テーマは秋色探し。落葉拾いからスタートしたが、山道では手ぶらで歩かせたいので、途中で常緑樹と落葉樹の観察に方針転換。
 麓では山から流れる清流で米を洗っておられた。日本昔ばなしの世界が能勢では現存している。以前は飲み水として使っていた話なども伺えた。そんな情景もストックしておく。植林地帯を過ぎるとホウノキの林に出る。そこで先ほどの清流の話に結びつけて、朴の葉が林を覆い尽くしているのを観察して貰い、綺麗な水が供給される仕組みに繋げる。朽木にはキノコがたくさん付いている。キノコは森のお掃除をしてくれる話なども織り込んで、世の中で役に立たないものは無いのだよと伝える。
 いずれにしても子どもたちとのふれあいは愉しい。先生が「ロクさん」のいわれなど紹介してくれるが、今年からロク爺さんと呼んでも良いよと伝えておいた。五感を使った観察登山も思い出一杯をバスに詰め込んで無事学校に帰着。


「登山道 秋色さがし 子らたちと」

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