ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

けん玉

         テレビで放映された「私は無罪」の禰屋町子さん


 日本国民救援会箕面・豊能支部の総会が規模を縮小して開催された。コロナ下と言えども年に1度は開催して年間の活動方針を決めなければならない。通常なら事件関係者を招いて、如何にして事件に巻き込まれたのかなど真相や窮状を伝えて貰い、えん罪犠牲者などの支援活動の糧にするところだが、今回は趣を変えてけん玉講習が盛り込まれた。
 事件の訴えはリモートと言うわけではないが、倉敷民商への弾圧事件の犠牲者:禰屋町子さんからの訴えがDVDの画像で流された。彼女は昨年の総会にも参加され、涙なしには聞けない権力弾圧の実態を伺った。一審での有罪判決は広島高裁で破棄され、岡山地裁に差し戻しという画期的判決を勝ち取ったが、2年経過した今なお岡山地裁は審理を引き延ばしている。カルロス・ゴーンや森友学園の籠池被告より遙かに長い428日という勾留が、民主団体に対する権力の弾圧性を如実に物語っている。
 えん罪事件など支援しているボランティアの元祖とも言われる国民救援会だが、会員同士のふれあいも大切にしているので、今回はコロナ下と言うことで「脳が目覚める!けん玉」の話と実技指導を受けてきた。
 けん玉の歴史は古く、フランスのビル・ボケが元祖とも言われているが、日本では同じような遊びが江戸時代末期の記録文書として残っている。現在の紐付きけん玉の様式は、大正時代に生まれたもので、当時は「日月ボール」と言われていたらしい。酒席の遊びだったものが日本けん玉協会の設立と相まって、伝統遊戯だったものが競技大会まで催されるほどスポーツ化してきた。老若男女を問わず楽しめる「脳を目覚めさせるスポーツ」としての普及が広まっている。昔あそび伝承者のロクは、小学校でこま回し、べったん以外にけん玉も伝えられるようになりたいと密かに思っている。


「拳玉で 風邪とコロナを 弾き出せ」

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