冬至前夜(柚子・ユズ・ゆず)
8リットル瓶に継ぎ足し前
ほぼ5リットルになったようだ
今日21日が今年の冬至と発表されている。それにしても寒い日が続いている。今朝の外気温を確認するとマイナス5度ぐらいで、室内でも氷点下になっている。この冬一番の冷え込みである。2月厳寒期の冷え込みに匹敵する。異常気象と言うほかない。
冬至に合せるかのように沢山の柚子が届けられた。毎日柚子風呂に入っても使い切れない量である。既に柚子ポン酢に仕込んであるが、さらに追加することにした。皮も有効活用したい。マーマレード作りは妻に任せて、ロクはひたすら果汁絞りに精を出した。
地元の知り合いから、気候変動を中心にした未来社会に向けての講演がある、とのお誘いを受けたので参加してきた。心の中ではグレタさんに負けないぐらいに地球の未来を危惧しているつもりだ。フランスに居住しているブラジル出身の政治哲学者で、パリ国立科学研究所の社会学研究所長も務められたミッシェル・レヴィーが書いた論文の日本語翻訳者の寺本 勉氏が講師役である。コロナ問題にも的確に触れて戴き、飽くことなき富を求める時代の流れが、作り出した帰結だと指摘された。自然学を学んでいる延長線上にリンクする話で理解が更に深まった。少し高い訳本であったが、枯渇した頭に刺激を与えるためと購入した。住所、メールアドレス入りのサインまで頂いた。
大量の柚子と彼の訳本がコロナと冬の寒さ吹き飛ばしてくれれば良いのだが。
「何時もより 奮発しよう 冬至風呂」