缶詰講座😞
大学生だけが対面授業を受けられないという状況下で、様々な問題が噴出しているようである。キャンパスに行き、仲間と共に先生の講義を受けるというのが本来の学生たちの過ごし方である。学食や図書室で語り合ったり、マンモス教室で心惹かれる異性の姿を探したりするのも楽しみの一つである。在宅でパソコンの前で講義を聞いても、何の楽しみがあるだろうか。課題も多そうである。
それに似た状況下にシニア自然大学校で学ぶ我々も置かれている。ZOOMでの講座が始まり、自宅で講義を受けると言うスタイルである。チャットでの質問など出来るが、そんな環境を作れない講座生には、後日、録画での講座を受けることになる。それが昨日だった。毎回3時間の講座だが、昨日は2回分纏めてだから、終日の缶詰講座になった。シニアには堪える長時間である。勿論リアルタイムでの質問も出来ない。ただひたすら流れる画面を観るだけで、臨場感も感じられない。そこに空気が流れていない気がする。
東大名誉教授 宮崎 信之 先生の「バイカルアザラシの謎に迫る」と、京大名誉教授 内藤 正明 先生の「人類生存のための救命ボートづくり」だった。どちらも興味あるテーマだったが、対面授業でないというのが致命的だった。何故か心を揺すぶられないのである。こんな気持ちを世の大学生は味わっているのだろうな。
(朝早くからのお出掛けだったので、前夜に慣れない予約投稿をしてみた。帰宅して確認するとダブルアップになっていた。やはり朝一番に頑張るべきだった。)
「教室を 我が物顔で すきま風」