フキ味噌作り
出来たてのぬくぬくを先ず蕗の薹提供者に
ひとくらクラブでの野外活動
蕗の薹が手に入ればフキ味噌を作るのが慣わしになっている。一つ二つ見付けた奔りの頃は味噌汁に刻んで香を楽しむ。少し纏まって採取できる頃になれば天ぷらで頂く。大量に届けられる頃になればフキ味噌作りに取りかかる。
何年か前までは京都府伊根町の民宿まで、仲間を募り毎年カニを食べに通っていた。マイクロバスを仕立ててカニツアーを取り組んだこともあった。雪解け畑の周りにはたくさんの蕗の薹があったので、それをお土産にしたことも度々あった。
能勢に越してきてからは散歩途中で見付けては持ち帰ったものである。ところが最近は鹿除けネットや電柵が張り巡らされているので、蕗の薹を採取できなくなってしまった。と言うことで知り合いから届けられるのを、今か今かと待つ “取らぬ狸の皮算用” 的春待ちロクの胸算用が続いている。最悪でも道の駅に並ぶので、調達は可能であるがまだ買ったことはない。
旨かったと言われると調子に乗るお人好しである。今年も届くかな?と淡い期待を持っておられるので、そんな期待にも応えたい。ほろ苦い春のお裾分けである。
「蕗味噌で 封を切ろうか 日本酒の」