ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

小葉三葉躑躅(コバノミツバツツジ)

              雄しべ長短(参考画像)

            群生地での咲き誇り(参考画像)


 自然観察サークル「トンボのメガネ」の例会先は先日下見しておいた、高槻芥川沿いの三好山から摂津峡を巡るルートで、観察目的はコバノミツバツツジを訪ねるというのが主目的であった。天気に誘われたのか、仲間たちに逢いたかったのか、今回も20人の参加者で、密を避ける意味では多すぎたのかな?と主宰者としては嬉しい悲鳴だった。
 芥川山城(三好山)頂上までのルート途中にはたくさんの草花が我々を迎えてくれた。「歩く植物図鑑」という言われている女史に先達を頼んだので、絶えず立ち止まり花の説明を交えてもらえるので、山道も苦にならなかったようである。頂上で眺望を楽しみながらお昼を済ませ、摂津峡側に下ると桜広場に辿り着く。見上げなければならないヤマザクラは花を散らしていたが、ソメイヨシノはまだ最後の美を提供中だった。
 桜がメインではなかったので広場から山道に入り、コバノミツバツツジを目指した。群生というほどではないが山道に自生する花木は、微妙に色も違いそれぞれに趣がある。サークルで一緒に頑張ってくれている仲間(赤トンボさん)が、ミツバツツジとコバノミツバツツジの違いを説明してくれる。特徴的なのは雄しべが長短5本あり10本で構成されているのを見て頂いたり、ルーペで雄しべの先の構造まで確認してもらう。「ほんとや2つの穴がついてるわ」大阪のおばちゃんの驚きの声が聞こえる。
 今回は20人のうち男性が5人も参加してくれたのが、ロクを勇気づける。下見で確認しておいた大衆食堂で打ち上げが出来たのも成果に加えておきたい。もちろんマスク会食で節度ある打ち上げだったことは言うまでもない。


「声にこそ 出さねど山の ツツジ咲き」

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