今朝の田んぼ

　　　　　　　　　　　　　ロクの隠れ家（ロフト内部）

　　　　　　　　　　　　　新作バードコール（左）

　　　　　　　　　　　デスクトップのエナガ団子（仲間の画像）

　2日間も雨が降り続くと田んぼは水を張ったようになる。蛙が寝過ごしたとばかりに起き出してケロケロケロの合唱が始まる。明け方まで鳴り止まない。春の風物詩である。
　幽閉されたロクもステイホームの過ごし方を探さなければならない。サークル仲間から池井戸 潤の銀行ものを頂いたが、昼間に本を読む習慣がないので、体を使う作業を優先させることになる。冬越しさせた「葉から芽」（セイロンベンケイソウ）の赤ちゃんが出てきたので植木鉢に移してやる。
　ロフトの断捨離も気になっているのだが、なかなか捨てる決断が着かずに先延ばしになってしまう。釣りに行ったりすることもないだろうし、キャンプに出掛ける事もしないはずだ。誰かが欲しいというのを待っている、というのが断捨離の決断を鈍らせている。でもこの天井裏には人生が詰まっているようで、しばしの懐古を愉しめる処だ。
　リュックにぶら下げてあるバードコールが劣化してきたので、新しく作り替えることにした。前回作った物がお気に入りだったので、その雰囲気を踏襲させたい。フランス映画に登場するギャングのようである。出来上がれば仲間が欲しがるだろうなと思いながら作っている。画像で表現できない蛙の声まで含めて、たくさんの「お気に入り」があるというのは幸せな事かも知れない。

「春雨が　カエル起きろと　急かす朝」