ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

烏瓜(カラスウリ)開花

                カラスウリ雌花

              カラスウリ(参考画像)


 ビワの木を支えにカラスウリが太陽を求め、てっぺんまで伸びきっている。それでも不足とばかりに絡みつくように四方八方に蔓を伸ばしている。ビワにとっては迷惑だろうから排除してやりたいが、夏の夜の風物詩ともいえるレース状の花を咲かせてくれるのが楽しみだから残してある。秋には柿と見紛う実をたくさんぶら下げてくれる。
 かなり前から咲き始めているのだが、手が届かないので写真に収めることが出来なかった。開花の時間も夜の8時頃になるので、ほろ酔い後のテレビタイムと重なり、観察と撮影
は先送りになっていた。垂れ下がったツルに雌花の蕾を見付けたので、こいつを撮ってやろう!と朝から手ぐすね引いて待っていた。想定通り時間経過とともに開花準備を始めている。三脚でも据えてじっくり撮れば良かったのだが、何とか特徴だけでも捉えられたので善しとしたい。
 カラスウリの薬効については以前にも紹介しているので敢えて触れないが、根っ子から取れるデンプンで天然の天花粉を作ってみたい好奇心はまだ持続している。熟れた実から採れる種も生薬として使われるが、その形からカラスウリのことを「玉梓(たまずさ)」という別名が与えられている。「たまずさ」とは結び文のことである。何とも雅な名前だろう。レースの花を観ていると納得できそうだ。


「からすうり 花を編むのが 分刻み」

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