ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

往馬(いこま)詣で

                  往馬神社

                生馬山 竹林寺

              国指定史跡 行基墓

              レストランからの眺望

             ティータイムでくつろぐ8人

                 宝山寺と参道


 地元近辺の山歩きを嗜んでいる妻主宰の「3木会」は、珍しく遠征することになった。8月は猛暑ということで殆どの例会は中止としている。そんなことも考えて食事会にしようと話が纏まった。とは言え痩せても枯れても山の会である。そこで提案したのが生駒まで遠征する案である。皆さんも生駒山系には何度か足を運ばれているが、殆どが生駒は通過点でしかなかった。そんな生駒が信仰の山だった!というのを我がサークルメンバーが案内してくれ大発見した。その熱が冷めないうちに妻のグループにも体感して貰おうと思った。
 ところが現地は大雨警報発令中という悪天候である。傘を差していても足下までカバーできない。所々で雨宿りするが一向に止む気配がない。ままよと突き進むことにした。歴史ある生駒神社は表示も古めかしく「往馬」という字を充てている。大嘗祭の時に執り行われる吉兆占いに使われたとされる「ウワミズザクラ」だけでも皆さんに観て頂きたい。大雨の中お宮参りに来られた家族の赤ちゃんに癒やされる。
 予定コースを短縮しようかとの意見も出たが、大阪のてっぺん能勢から遠征してきた「もったいない意識」が働き、次なる目的地「生馬山 竹林寺」の行基墓に向かった。ここは国指定の史跡になっている。最後に案内したいのは「宝山寺」である。ところが皆さんの主目的は山の中腹にあるレストランでの食事会である。本来なら眺望抜群の景色が最高の調味料になってくれるはずが、ガスが掛かりその調味料も半減する。ところがあれだけ降った雨が、ティータイムには上がり、眼下に素晴らしい景色が展開する。「こんな景色初めだ!」との感想を頂いて「宝山寺」からの長い下りも苦にならなかったようである。


「秋出水 避けて眼下に 虹の橋」

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