ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

マントカラカサタケ🍄

      皆さんに観て欲しかったマルミノヤマゴボウ群生地(参考画像)


 雨予報が出ているので参加者も少ないだろうと思いながら奈良に向かった。トンボのメガネ例会としては自粛と言うことで、有志だけの「お散歩観察会」と銘打って案内してある。当初の計画では奈良から柳生街道を目指し、世界遺産になっている春日山原生林の周遊コースを計画していた。ところが全国的に雨が降り続き、奈良でも度々大雨警報が出ている。川沿いの柳生街道の状況が読めない。と言うことで大事を取って周遊コースだけを歩くことにした。地元奈良にお住まいの方に春日大社周辺を含めて道案内をお願いした。
 参加された7人の方にマルミノヤマゴボウ群生地に案内したい、と打ち合わせしておいたのでそちらへ向かったが、あれだけあった山牛蒡が見つからない。コロナ禍で観光客が減り、鹿せんべいにありつけないシカたちが、毒草でもあるマルミノヤマゴボウを食べ尽くしたとしか思えない。
 捨てる神あれば拾う神ありの例え通り、思わぬ珍しいキノコに出合えた。まるでボールとバットをつなぎ合わせたような形をしたキノコである。スマホ検索して貰うとマントカラカサタケという名前が出てきた。帰宅してから調べると美味しい茸らしい。その場で紹介してくれるキノコマニアでもいたら、喜び勇んで持って帰れたのに、返す返すも残念だった。
 柳生街道を歩かないのでヤマヒルの心配まではしていなかったが、春日山原生林歩きでヤマヒルの洗礼を受けてしまった。帰宅して靴下を脱ごうとしたら真っ赤に染まっている。虫除けトンボを帽子に着けて行ったが、ヒルを排除することまで出来なかった。


「球音が 聞こえてきそうな 茸在り」

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