ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

秋の草花

       ワレモコウ、ミズヒキ、ウバユリ蕾

               アキノタムラソウ


 今年の夏は猛暑予報だったのに、秋雨前線の影響で日照時間も短く、30度に届かない日が続いている。農作物に影響が出なければ良いのだが。そんな天候が影響しているのか野辺の草花は秋色が目立ってきた。本来ならこの季節にはセンニンソウなどが繁茂して、夏の暑さを強調しているはずだが余り見かけない。出歩く機会が少ないからかも知れないのだが。
 田んぼの際にワレモコウを見付けた。打ち上げ後のカラオケでよく歌ったからでもないのだが、なぜか秋の草花として郷愁を誘ってくれる花である。地味な花姿なのにバラ科だというから驚く。小さな花のかたまりだが、花弁はなく暗赤紫色の4枚は萼片だという。
 タデ科のミズヒキもちらほらと咲き出している。ミズヒキとは上手く名付けたものである。茎の根元側から観ると白色をしているので、紅白の水引を連想できる。白花種もありギンミズヒキと言われている。キンミズヒキというものあるが、タデ科ではなくバラ科だから全くの別物である。
 よく見かけるのはシソ科のアキノタムラソウである。こちらは7月頃から咲き出すので、秋の花という雰囲気がしないが、名前に秋を冠しているので、敢えて秋の草花として取りあげた。いずれにしてもルーペ持参で観察しないと特徴が把握できない草花たちである。


「野分前 雨を覚悟で 出掛けるか」

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