ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

十月桜(ジュウガツザクラ)


 冬咲きサクラの代表格と言うべきジュウガツザクラが咲き出してきた。公園などには広義な意味で冬咲きサクラを「十月桜」として表示されることがある。厳密には野生種のマメザクラとエドヒガンの種間雑種したものをジュウガツザクラと呼ぶ。
 今まで観察した種類はジュウガツザクラ(十月桜)・フユザクラ(冬桜)・シキザクラ(四季桜)・コブクザクラ(子福桜)の4種類で、他にフダンザクラ(不断桜)やアーコレードというものあるらしい。これらの桜はよく利用する京都植物園にあると言うから嬉しい。機会があれば全て訪ねてみたい。外来種として植栽されているヒマラヤザクラも幾度か訪ねた冬咲き桜である。
 さてジュウガツザクラだが、秋から咲き出して、早春まで咲き続けてくれる。本格的な春が来ると、同じ木なの?と思うぐらいの花をつけて再び楽しめる。一般的に2度咲と思われているが3割ぐらいの蕾が秋から冬にかけて開花し、残りの7割ぐらいが春を待つ作戦らしい。基本的に八重咲き種は実を結ばないが、桜に関しては半八重咲きとして実を付ける種類が多いようだ。奈良の八重桜や九重桜が実を結ぶことで有名である。
 ジュウガツザクラの見分け方は花びらが捩れている点と、淡紅色が多い中で白からピンクまで入り混ざり、はなびらに色が混ざる点で見分けることが出来る。


「冬桜 生徒の声が 梢まで」

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