ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

大石一色の旅


 別に忠臣蔵に惹かれて播州赤穂まで遠出したわけではない。年末年始はできるだけ暖かいところで過ごしたい!と行き先を探した結果、たどり着いた訪問先が赤穂御崎だった。そういえば昨年も岡山県の日生(ひなせ)に宿を選んでいた。同じ瀬戸内だから暖かいだろうし、海の幸も豊かだろうとの思惑からだ。先ほど帰宅すれば、水たまりには氷が張ったままだし、日陰には雪も残っていた。結果的に避寒のための年末年始だった。
 播州赤穂に降り立つと、目に付くのは大石内蔵助ばかりである。せっかくだからと駅から宿まで歩いて行く覚悟を決めて、忠臣蔵ゆかりの地を訪ね歩いた。花岳寺・赤穂城跡・大石神社など、途中で入ったそば屋メニューまで忠臣蔵だから恐れ入ってしまう。今更忠臣蔵でもないのだが、浅野殿と大石内蔵助の恩恵を受けている赤穂の人たちである。
 花岳寺の天井絵が迫力満点の虎だったのが思わぬ収穫である。行き当たりばったりの旅でも思わぬサプライズにありつける。この分では2022年も出足好調の幕開けになりそうだ。そんな予感を頂けたのに除夜の鐘も聞かずに新年を迎えてしまった。


「大虎は 知らず知らずに 年迎え」

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