ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

チョコのお返し

    チーズ擬き・ウインナ-・ちくわ・イブリガッコなど「長屋の食材」


 今年のバレンタインデーには5人の方からチョコレート類を戴いた。現役時代には「義理チョコ」などという風習が流行り、おじさんに「本命チョコ」など舞い込む隙間もなかった。だから翌月ホワイトデーのお返しなどは全くの気まぐれだった。
 ところが地域の方やサークル仲間から「友チョコ」として頂けるのは、お世話になりましたという心がこもっているようで何となく嬉しい。商業ペースに乗らない「お返し」をと考えたのが、相手に気を遣わせない程度の小物燻製だった。何度かチャレンジした豆腐の燻製である。いかにチーズ擬きに仕上げられるか!見てくれだけはチーズっぽくなったが、所詮は豆腐である。味はともかく珍しいものと言うことで喜んで頂ければ良しとしよう。燻製作りも男のロマンとして長らく楽しんできた。ニジマスなど釣りに出掛けることもなくなったので、半欠けのロマンで甘んじている。
 池波正太郎や藤沢周平の本は図書室の棚から姿を消して、申し訳程度しか置かれていない。高田郁作品も読み終えたので、誰に乗り換えようかと思案しながら図書室に行った。浅田次郎もいろいろと手に取ったが、ペンクラブ会長を意識しているのか、結構難解な語彙が多用されるきらいがあり、しばらくは遠ざかっている。肩のこらない半沢直樹などの痛快小説にも少し飽きが来ている。百田作品は意表を突いて面白いが、作者の人間性に難があるので、積極的には近寄らないようにしている。
 人気作家としてたくさんの作品を世に出している山本一力のコーナーで立ち止まった。ページを繰ると江戸の庶民が登場している。どうやら暖かそうな作品だと思えた。当分は彼の作品を追っかけることにするか。


「忘れじと バレンタインの お返しを」

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