ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

香りの世界


 毎週土曜日の朝にラジオから山の便りが流れてくる。石丸謙二郎の「山カフェ」である。昨日のテーマは “あなたは何しにその山へ?” だった。番組に電話をかけるほどの積極的リスナーではないが、自分だったら何と応えるだろうかと消極的に参加している。先ず思い浮かぶのは花探し、四季折々の香りを乗せてくる風かもしれない。ゆっくり紅茶でも飲みながら山に思いをはせたいのだが、午後からは今年度最後の地球環境『自然学』の講座日である。
 今までの講座とは趣をかえた講師が登場する。詩人でエッセイストの丹治 富美子さんが「いにしへに学ぶ」というテーマで教室に「香」を持ち込まれた。源氏物語の時代から「お香」は欠かせない日本文化である。通い婚で夜な夜な思い人を訪れる夫のために香を焚く女性の心理描写などが語られた。
 後半は群馬県の森に居を移し、森の生活を土台に歌物語り(オペラ)水の聖「みづち」を書き上げ、三千年の地球の未来へ思いを届ける壮大な作品のダイジェスト版の動画を拝見した。何処で地球環境自然学につながるのか耳を澄ませたが、監修者の田中先生が「水の星・地球」に話をつなげ旨く纏められた。森の聖からの温暖化へのメッセージであった。


「向日葵の 戦地に届け 春の香よ」

×

非ログインユーザーとして返信する