ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

長浜曳山祭前

            着物を着せてもらっている若者

            今か今かと待ちわびる子どもたち


 旅の目的の一つに「長浜曳山祭」の子ども歌舞伎を入れていた。こちらもテレビで放映されたのを観ていたので、その雰囲気だけでも味わえるかと言う期待があった。と言うのも本祭りが4月15日で、13日~16日までが祭り期間中である。時間的余裕がなかったので、祭の始まる13日の夜まで付き合いきれなかった。
 それでも街中を散策していると、祭の準備が着々と進められているのに出くわす。長濱八幡宮の神主(禰宜)たちの行列があったり、着飾った子どもたちが歌舞伎の稽古を終え、出番を待つ姿に接することが出来る。12ある山車のうち4つの山車が毎年交代で出るらしい。当番山車の若衆たちが寄合所に集結している。どうやら長老から訓示を受けているように見受けられるのも、祭の風物詩になっている。
 実物を見ることが出来ないので「曳山博物館」に入った。運良く学芸員さんが館内の案内をして下さった。来年出番の4つの山車が展示されてあり、それぞれが豪華な作りになっている。ユネスコの無形文化遺産になっているのがうなずける。先日訪れた岡山県坂越の海祭も話と映像だけだったが、今回も僅かな時間差で拝見できなかった。見栄を切る姿や花魁姿の子どもたちを観てみたいものだ。夢を果たせないのも旅の一側面である。


「祇園にも 負けない曳山 春まつり」

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