ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

白花雲仙躑躅(シロバナウンゼンツツジ)

             守る会の会長さんも案内役に

           ヒメオドリコソウ白花まで(おまけ)


 サークル「トンボのメガネ」では4月2回目第3金曜日例会は、テーマとしてシロバナウンゼンツツジを訪ねることにした。六甲山系ではかなりの確率で巡り会える植物だが、コバノミツバツツジほど群生状態で自生しているわけではない。シロバナウンゼンツツジが群生しているよ!との「虫生の森」情報を頂いたのが、ひとくらクラブの仲間からだった。
 昨年は「ほしだ園地」まで足を伸ばしたが、山に登らなくても観察出来る「虫生の森」はうってつけである。何度か訪問して「虫生川周辺の自然を守る会」の会長さんとも交流出来るまでになった。
 このエリアで地域の住民が貴重なシロバナウンゼンツツジが自生しているのを発見された。道路脇を流れる虫生川の急峻な崖にはゴミの不法投棄が後を絶たない状況だったらしい。貴重な自然環境を壊されてはならないと保全活動に取り組まれ、会を設立されたのが10年ほど前だった。そのおかげで我々も群生状態の貴重種を楽しませて頂ける様になった。植生も豊かで「コナラ群落」と共に兵庫県レッドデータブックに記載され、川西市の天然記念物として登録されている。
 一般公開されるのは4月15日から22日までだが、その初日に運良く例会日と重なった。現地では会長さんはじめスタッフの方が案内して下さり、珍しい植生や保全活動の苦労話などもうかがえた。18人のメンバーは初参加の方も含め酔いしれてもらえたことだろう。


「曇り空 ぱっと光彩 白つつじ」

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