ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

御在所岳は雲の中

             頂上に近づくにつれガスが

            ザゼンソウとショウジョウバカマ


 妻の主宰する「3木会」の宿泊例会は三重県の御在所岳となった。と言っても宿の手配やアクセスから旅程作りまで全て任される。新しい仲間2人を加えての旅なので、満足してもらえるような企画を組みたい。
 出足からつまずいてしまった。環状線鶴橋駅で近鉄に乗り換えるのだが、特急券を前もって購入していなかったので、ホーム内にある売り場で10人分購入することになった。個々に購入したので時間がかかってしまい、特急到着まで僅かしか余裕がない。ホームで待つが時間を過ぎても電車が来ない。確認すると奈良線ホームに入った特急は既に通り過ぎてしまった後だった。再び特急券を修正してもらい、1本遅らせて乗車するハプニングが旅のスタートになった。ところがそれが思わぬ幸運をもたらせてくれた。憧れの "火の鳥” に乗ることが出来たので、鉄道フアンは大満足。行も帰りも火の鳥を利用出来た。
 初日は宿の前から歩ける散策コースから蒼滝をめざした。結構なアップダウンがあるコースだったが、水量豊かな滝に到着した時には感動の声が上がる。
 翌日はロープウェイを利用して御在所岳山上まで登り、ミニハイキングを計画していたが、あいにくの雨予報で山の上はガスがかかり視界ゼロだった。コースを踏み外さないようにスキーリフトに沿って頂上を目指した。塊で歩くようにしたので何とか道に迷わず三重県と滋賀県の県境になる1等三角点で記念写真を撮ることが出来た。
 頂上付近には残雪が残り、目的のアカヤシオやシロヤシオはつぼみ堅しと言う状況だった。ガスで視界が遮られているので各種の草花観察も出来なかった。辛うじてザゼンソウとショウジョウバカマだけで満足して、早々に引き上げることにした。


「山の上 ガスに曇れど 座禅草」

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