休肝の誓い中断
彼らが持参してくれた「どろめ」
忙しい娘夫婦が連休最中ご機嫌伺いに来てくれるので、その準備に大わらわだった。先ずコロナ対策として爺婆はPCR検査を受け、陰性証明を取っておいた。
何時もデパートで高級食材を到達してくれるので、今回はこちらでもてなしてやりたいと鮮魚を求めたのだが、連休中は休漁で近海産が入っていない。立派な岩牡蠣が目に止まったので取りあえずはカゴに入れる。海から遠く離れた山里で海鮮バーベキューも意表を突くかとサザエもゲットした。それだけでは変化がないので、朝早くからオリジナリティ溢れる燻製作りもスタートする。到着は昼頃になると言うから、出来上った熱々の燻製を食わせたい。赤ワインをベースに浸け込んであるので、何も足さなくっても味は染み込んでいる。
5月12日が通院日になっているので、それに合せて休肝モードに入っている。主治医が酒を嗜むという習慣を持たないので、肝臓数値が高いのを全て酒の所為にする。ロク的には服用する薬が悪さしていると判断しているのだが・・・。酒を断つことには何の苦労も要らないので、せめて採血前の2週間ぐらいは休肝することにしている。以前も「80日間世界一周」ぐらい休肝したことがあるが、それで数値が改善したとは言えない経験を持つ。
娘夫婦はロクに劣らずの酒豪である。何時もキリンの生ビールサーバーご持参で来てくれる。そんな彼らに「休肝中だから飲めない」なんて言えない。結局、昼から飲み始めて、少し中断して散歩に出掛け、用意してやった菖蒲湯に入ってもらい、再び夜までの延長戦に入った。長らく休肝していたので呂律が回らないぐらい酔ってしまった。翌日も酒が体内から抜け切れていない。二日酔い状態の休肝中断のお粗末報告。
「情けなや 黄金週間 二日酔い」