ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蛇結茨(ジャケツイバラ)



 365連休の爺婆は世の連休中、3年振りに戻ってきた渋滞情報などを横目に、家でのんびり過ごすのを常としている。GWもこどもの日を最後に終わりを告げる。長らく外出しなかったので、山歩きのトレーニングとばかりに家から歩いて行ける川西市の雨森山を目指した。登山口までのアプローチが長いのだが、龍河渓流と言うダムに注ぐ渓流添いを歩くことになる。一応遊歩道も設置されているのでルンルン気分で歩ける。ルアー釣り師たちが竿を振っているのも絵になる。低山まで登り5時間半の行程は2万キロを越えていた。
 渓谷沿いには花の綺麗なマメ科のジャケツイバラが咲き出してきた。綺麗な花にはトゲがあると言われるが、その最たるものがジャケツイバラだと信じて疑わないほどである。もともと薔薇を指しての言葉だと判断しているが、とてもとてもジャケツイバラの足下にも及ばない。実際に近寄って花にでも触れようものなら、トゲに刺されて跳び上がるほど痛い。
 夏に実る豆が有毒だと言われるが、日干しで乾燥させたものを「雲実」と呼び、下痢止めやマラリアの解熱などに用いられる。マイ図鑑では朝鮮・中国まで分布するとされているが、大陸産はシナジャケツイバラと特別しているので、国産種とみるべきだろう。
 それにつけても名前の由来のように蛇結って凄いのだろうか?


「恋しくも 人寄せ付けぬ 豆の花」

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