ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

「光る君へ」📖

                                     田辺 源氏から瀬戸内 源氏へ


 地球環境『自然学』講座で源氏物語の話を聴いたのが呼び水になり、大学受験用の「文法設問 源氏物語 解釈と鑑賞」で紫式部の原文を覗いてみた。源氏が係わった何人かの固有名詞は思い出すのだが、全巻通しての筋書きまで覚えていない。本箱に眠っているのは「与謝野 源氏」3巻だが、活字が小さく黄ばんでしまった文庫本を読む気がしない。若かりしころ学習したのは「谷崎 源氏」だった気がする。
 世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を、平易な文体で読んでみたいと田辺聖子の「新源氏物語」を図書室に求めたのは1ヶ月前だった。やっと全5巻を読み終えることが出来た。いくら平易な解釈といえども、手紙のやり取りに歌が詠み込まれているので、読みこなすのに時間が掛ってしまった。ある程度の予習が出来たので、続けて「瀬戸内 源氏」全10巻を借りることにした。チャレンジと言うより、たぶん楽しく読めるはずだ。
 つい最近になってNHKの2024年大河ドラマが発表されたのだが、なんと「光る君へ」だった。藤原道長への想いを秘めた紫式部が主人公の、平安時代の愛の物語らしい。あまりテレビを観る習慣がないが「光る君」は観てみたいと思う「光るロク」である。
 散歩途中で見かけたタツナミソウが古の世界に誘っているような花姿である。


「いにしえの 世界に手招き 立浪草」

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