ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

能勢の棚田

            三草山と棚田

              アザミで三者が吸蜜中


 何度かこのブログでも紹介した棚田だが、その周辺の歴史散策に行ってきた。妻は観光協会のボランティア見習中だし、歴女の会も主宰しているので地元を知り尽くしたい!と言う思いもあるようだ。目的は異なるがお互い視点で散歩を楽しめたら良いのだ。
 棚田景観を心に留めたいなら、田んぼに水が張られた田植え時、稲が伸び出して風で波打つ頃、さらに稲穂が黄金色に染まった頃でピークを迎える。アマチュア写真家や日曜画家たちで混み合わない田植え時がお薦めである。能勢は棚田百選にも選ばれている風光明媚なところだが、それを維持して行くには限界があり、何らかの施策が待たれるところである。圃場整備で農機具を使える広さまで改良された処もあるが、そうなると次第に棚田景観が失われて行く。かなり広い棚田も後を継ぐ人がいないのか、休耕田として遊ばせている。それでも放置すればススキなどに占領されてしまうので、最低限の草刈りなどはされているように見受けられる。行政などが棚田保全意識を高めて、大阪一の棚田にするのだという発想を持たないのだろうか。
 棚田は三草山の峠近くまで耕されているが、そんなてっぺん田んぼのアザミにまでジャコウアゲハが舞い上がって来て吸蜜している。仲良くかどうか判らないがヒメアカタテハが一緒に吸蜜中である。さらに目をこらすとミツバチまでが来ている。もてもてアザミの一輪だった。3時間2万歩の歩きが苦にならない出会いを楽しめた。


「見下ろせば 棚田鏡に 早苗筋」

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