ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

能勢人形浄瑠璃

          開演中の撮影は禁止されていたので~


 毎年6月は淨るり月間として地元で人形浄瑠璃が開催されてきた。ところがコロナ禍で2年間は劇場公演出来なかったのは他の芸能活動と同じである。能勢に200年も続いた伝統文化としての素浄瑠璃は、大阪府無形民俗文化財の指定を受け、1999年には希少な文化を伝承していると国の無形民俗文化財の選択をされた。1998年には人形と囃子を加えて、聞かせる伝統芸能から、観(魅)せる伝統文化として進化させた。
 知り合いの太夫さんにチケットを手配して頂き、3年振りに帰ってきた「鹿角座」公演に行ってきた。まだコロナ禍と言うことで公演時間も短縮してのダイジェスト版というべき演目だ。それでもオリジナルの「能勢三番叟」はこども浄瑠璃が太夫・太棹・囃子まで含めて勤め上げ、大歓声である。2つめの演目はお馴染みの牛若丸と弁慶の出逢い「五条橋の段」最後は上杉謙信の娘八重垣姫と武田晴信(信玄)の子息勝頼の悲恋物語で、諏訪湖の御神渡伝説に絡めた物語で、白狐が八重垣姫に乗り移り無事に諏訪湖を渡るという出し物。
 浄瑠璃に関しての素養を全く持ち合わせていないが、能勢町民になったからには、少しでも勉強しなければと毎回公演には参加するようにしている。そう言えば維新の創設者とも言うべき橋下氏が、文楽人形の黒子を目障りだと言った無見識を思い出す。その維新が憲法9条改憲や核武装まで言い出し、自公政権の軍拡路線を後押ししている。


「6月の メインイベント 浄瑠璃で」

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