今年のアオバクク
「クマのプーさん」誕生から現在まで
オラの町には何もない、自慢できるのは豊かな自然だけだと紹介したばかりである。具体的には国の天然記念物に指定されている「野間の大けやき」が、この季節たくさんのバーダーや観光客の注目を集めている。
大けやきそのものも立派だから一見の価値があるのだが、この大木には毎年欠かさずフクロウとアオバズクが時期をずらせて訪れてくれる。フクロウの営巣時期に訪問したことはないが、アオバズクの巣立ち前には立ち寄ることが多い。
昨日も我が家脱出計画の一つとして「野間のおおけやき」訪問を、ワクチン4回目接種の後に思いついたので車を走らせた。午前中は食材調達などの買い物と図書室での時間つぶし、ワクチン接種は午後からだった。塗装工事が終わる時間までたっぷり時間がある。
既にアオバズクは巣立ってもぬけの殻からかもしれない。現地に到着すると確かにバーダーが少ない。しかし一個所にスコープを構えた一団がいる。近づいて覗かせて頂くと1羽の幼鳥が柿の木で居眠りしながら、親鳥とあと2羽の兄妹を待っている。今年は3羽生まれて1羽がまだ巣離れ出来ていない。可愛い幼鳥に出逢えたのと、4回目接種でホッとして検診日が近づいているにも係わらず、金麦500mlのプッシュ!という音を楽しんだ。
「幼鳥の 親は何処か 青葉ズク」