ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

南天萩(ナンテンハギ)

             ナンテンハギ・フジバカマ


 秋の七草を順次紹介しようと思っていたが、花の時期がまちまちなので旬の写真にこだわっているものとしては、続けてのブログ紹介が出来なかった。春の七草を食するのも旧暦文化だから、新暦で七草粥を間に合わせることが出来ない。仕方なくスーパーで売られている七草パックで間に合わすことになる。かなり前に小学校で七草を自分たちで摘んで、給食に七草粥を食べさせたいとの依頼を受け苦労したことを思い出す。今年も1月に教育委員会から七草摘みの依頼があったが、何処を探しても生えていませんよと断った経緯がある。
 さて秋の七草だが、早くから咲き出すキキョウとカワラナデシコは夏場に紹介済みである。オミナエシも画像紹介した記憶が残っている。あとは花壇に植栽してあるフジバカマがやっと開花しだした。ススキも穂が出てきたが銀色に輝くまで待ちたい。クズの花は既に盛りを過ぎてしまった。残すはハギの花だがマメ科でハギを名乗っているのは各種あり、古来から愛でられてきたのはミヤギノハギかなと推察するのだが、ヤマハギかもしれない。ヌスビトハギなどの草本は含まれていないかも知れない。
 草本ハギでロク的興味を惹くのはナンテンハギである。春の若芽がタラの芽、コシアブラに引けをとらないぐらいに美味しい山菜である。飛騨高山ではアズキナと呼ばれて山菜料理に欠かせないので、盛んに栽培されている。そんな美味しい山菜が散歩道で摘み帰ることが出来る。マメ科なのに複葉が2枚しかないという変わり種だから見付けやすい。その花が今を盛りとばかりに咲いている。花のサラダか甘酢で食べたくなっている今日この頃である。


「草の萩 愛でるだけより 食べて良し」

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