ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

桜も酔うのかな?

                酔っ払っちゃよ~

          ヤマザクラの花筏

           お孫さんを連れての花見は微笑ましい

             連日訪問した「きずきの森」


 酔芙蓉の花は白く咲いて、夕方には紅くなるところから、お酒に酔った花に準えて命名されたのはよく知られている。他にもショウジョウバカマはお能の演目に登場する架空の動物「猩猩」の赤ら顔から名付けられた。更に、スベリヒユの根っこをこすってやると紅くなるところから「酔っ払い草」と名付けられ、観察会で見付けたら試して納得して貰う。
 さて桜の花びらが散り出すのも、酔っ払ったように中心部が紅くなったものから散り出すと言うことを、今年初めて知った。最近はテレビ各局が天気予報の時間帯に自然界の不思議などを紹介してくれる。ニュース番組は政権に忖度して真実を報道しなくなって久しいが、天気予報までは犯されていないので、安心して情報をキャッチできる。
 番組で紹介されていたのはソメイヨシノの花だが、他のサクラも同じ傾向かな?と各種サクラを観察してみた。果実を付けるサクラたちの花後の姿も赤い塊で残っている。赤い色素はアントシアニンで花を結実させる役目を果たしているのだろうと想像している。アントシアニンは冬場の凍結を防ぐために紅葉させるだけではなく、植物の生命を維持するために欠かせない物質なのだろう。
 桜の下で花見を!と言う願いが叶うようになってきたが、静かに観賞する経験も積んだのだから、これからはサクラをあまり酔っ払わせないようしたいものだ。


「花見酒 落語の世界に 留めたい」

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