ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

山延胡索(ヤマエンゴサク)

       清楚な雰囲気のヤマエンゴサク

      二人が頂いた花で一気に華やかに


 ニリンソウが咲く季節になると、三草山の麓にはヤマエンゴサクも咲き出してくれる。余り目立たない花色なので、自生しているのを知らずに通り過ぎるようだ。この花に出会ったのも10年ぐらい前になるのだろうか。ケシ科だからかシカにも食べられずに生き残っている。特に毒草というわけではないが、シカにとっては不嗜好植物なのかも知れない。そう言えばムラサキケマンもシカは食べないようだ。ヤマエンゴサクはケシ科キケマン属で腹痛や婦人病の薬草として利用されてきた。面白いのは花言葉が「人嫌い」だって。
 昨日は地球環境『自然学』2023年度の初講座日だった。今年度は地球環境の「食」に関するテーマで各視点から掘り下げた研究内容が聞けるはずである。第1回目は「サケの生態サービス」というテーマで北大名誉教授の帰山先生から研究到達点を伺った。
 帰りのバス便に合せて付き合って頂く反省会はほぼ1時間足らずである。3人の女性を残して先を急ぐのでお先に失礼する。
 土曜日のバス便が極端に少ないので、何時も同じ顔ぶれの方が不満たらたらで利用されている。そんな不満の聞き役をしている内にバス友になり、花を頂けるまでになった。年末には正月用の飾り花だったし、その後も度々頂く。昨日も「貰って頂けるかしら」と控え目に渡される。帰宅すると妻も高価な花をゲットしたらしい。笑顔を絶やさない二人には花いっぱいのご褒美が。


「花冷えも 人の善意で 温かに」

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