据え付け中

　テレビも今年の暑さを乗り越えることが出来なかったのか、画面から色彩を奪ってしまい、スタンダールの赤と黒の世界になってしまった。ニュースを見る分には我慢できるのだが、自然番組では風景がよく判らない画像になっている。
　リビングにはパナソニックのプラズマ42テレビを据えていた。液晶よりも画像が綺麗なので、買い換えもプラズマにしたかったが、尼崎をプラズマテレビの拠点にするつもりのメーカーはいち早く撤退してしまった。
　仕方なく液晶テレビになるのだが、この際だからと少し大型画面になる55インチを据えることにした。あまりテレビを観ないが、テレビ大好きの妻へのプレゼントとして購入することにした。最近のテレビはインターネットまで見られる機能が付いている。ユーチューブが見られるというのがありがたい。4K放送も選べるので自然番組など綺麗な画像で楽しめる。チャンネル権は妻が握っているが、これからは僕が口出ししたくなる時間帯も出て来そうである。プレゼントのつもりが、チャンネル争奪にならなければ良いのだが。
　ヒオウギが窮屈な花壇で毎日咲いてくれている。フジバカマとウマノスズクサを押し退けて太陽に向かって花を咲かせる。来年はウマノスズクサを移動させなければ、三兎を追うことになり、全てにとって不具合だろう。
　懲りもせずに山本一力作品を読み進めている。少し飽きが来たのだが、書棚に並ぶ全作品を読むという当初の姿勢を崩したくない。がんこなのかな？

「大画面　茹だる暑さの　沈め役」