ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

雨の観察会🌂

            再び咲き出したナンバンギセル

         キョウチクトウに付いた地衣・コケ・キノコ

               サザンカの季節到来


 全国的な雨予報で、関西エリアも終日にかけて降水確率が高い状態の中で、サークル例会は催行に踏み切った。自然は状況により様々な顔を見せてくれる。陽光を浴びて輝く花もあるが、雨を心待ちしていた植物たちもあるはずである。そんな観点からサークルでは特段の事情が無い限り、雨天決行と決めている。
 LINEで行くか行かないか思案中ですとか、用意した弁当は家で頂きますなどの欠席連絡が届く。今雨が降っていますが、行くのですか?と確認してから来られる方もあった。結局、集合地点の京阪「私市」駅に集まったのは6人の猛者である。行き先は大阪公立大学(旧大阪市立大学)付属植物園である。
 大阪市立大学と府立大学が統合され、大阪公立大学と言うことになり、研究施設としての植物園がどう変わっているか?興味あるところだが、65歳以上の大阪府民にかぎり、入園料が150円に割引かれている恩恵だけが、大阪人を喜ばせた。
 雨の所為で入園したのは我々のグループと、園児だけである。下見で確認したコースにこだわらずに、ゆっくり園内観察を交えながら散策する。運良く午前中は雨も上がり、絶滅危惧種コーナーに寄り道したり、地衣の観察など思わぬ発見の数々だった。パンパスグラス(シロガネヨシ)の根元にはナンバンギセルが、再び咲き出していたり、メタセコイアのかんざし状雄花が雨を受けていきいきしていた。午後から雨が降り出してきたので、予定時間を1時間早めて帰路についた。


「冬招く 雨もいとわず 猛者の笑み」

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