ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

実梅

             今なお元気な野生老梅

              狩り真っ最中のダイサギ


 ほとんど野生化した梅の木が散歩途中に植わっている。かっては実を採るために田んぼの際に植栽されたのだろう。昨年は沢山の実を付けていたので、持ち主が判らず勝手に頂いて帰った。熟れて落ちた梅がたくさんあったからである。
 ウメはバラ科のサクラ属だから、謂わばサクラの仲間であり、ウメとして独立した植物名になっている。一方サクラは属名なので、〇〇ザクラなどと分類されたものを植物名としている。ウメとサクラを同率に見る風潮が一般的だが、植物学的には分類上、上位下位に分けられている。
 ウメの種類は判らないが、その実梅が手入れされいないのにたくさんの花を咲かせている。南高梅ではないだろうが、野梅の雰囲気たっぷりで、今年もたくさんの実を付けてくれそうである。昨年はウメジャムを作ったが、妻の口に合わなかったようで、未だ冷凍庫で眠っている。ウメの実は採取せずに、春の香りだけを楽しむことにしておく。
 散歩道ではダイサギが狩りをしている。コサギは同定しやすいが、ダイサギとチュウサギの区別が余り頭に入っていない。冬と夏ではクチバシの色を変えるが、冬羽の時はどちらも黄色なので更に判りづらい。判らないときはダイサギにしている。チュウサギを余り見かけないので、概ね間違いはないだろうと勝手な判断をしている。それと判断基準に、川で見るのがダイサギで、田んぼで見るのがチュウサギと言う固定概念を持っている。


「老梅に 吉田義男を 重ね観て」

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