6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

曙馬酔木

           アセビの新芽も美しい(参考画像)


 春一番に咲き出すのは黄色花のマンサクだと思われているが、野生のアセビも2月の下旬頃から可愛い花を咲かせてくれる。冬に山を歩いていてもたくさんの蕾を見かける。馬酔木と表記されるのは、馬が食べると酔ったようになるからと言うのはよく知られている。間違っても「鹿酔木」とされるのが嫌なのか、シカは初めから食べない。奈良公園ではシカの食べないアセビとナンキンハゼだけが勢力域を拡げている。枝葉にアセボチンという体の一部がむず痒くなるような名前の有害物質を含んでいる。その毒性を利用して殺虫剤にするらしい。ウマやシカは毒で酔うが、人間は花に酔う。万葉の時代から詠われてきたアセビは、盆梅と並んで盆栽仕立てにする愛好家も多い。
 野生のアセビは白花だが、写真は園芸品種でアケボノアセビと言われている。他に花色の濃いベニバナアセビと言うのもある。ドウダンツツジなどと同じような壷形の花を咲かせるツツジ科植物である。ツツジ科って花の形が平開型と壷形の2種類あるように思うのだが、やがては分類されるのかも知れない。


「掻き分けて 有ったあったと 紅馬酔木」