ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

野豌豆三兄弟

               カラスノエンドウ

               スズメノエンドウ

                 カスマグサ

       カラス(長男)・カスマグサ(三男)・スズメ(二男)


 このブログで何時も拝見しているSUMさんが14日にカラスノエンドウをアップされました。綺麗に撮れていたのでコメントを寄せたところ、お返事を頂き、更に余計な紹介までしてしまいました。題名にあるように3種類の野豌豆のことです。
 皆さん一番の馴染みはカラスノエンドウだと思います。可愛いマメ科の紫花を咲かせているのでよく目立ちます。同じソラマメ属に小さなスズメノエンドウと言うのがあります。その中間としてカラスとスズメの特徴を備えたカスマグサと言うのが自然交雑で産まれました。野豌豆の両者は烏と雀を冠していますが、植物の世界では大きさを表すために使われています。イネ科植物などにもよく両者は登場します。当然カラスは大型でスズメは小型と言うことです。カラスノエンドウは花が一つで鞘に包まれた豆は5~10個入っています。スズメノエンドウは目立たない小花を数個付け、豆は2~3個だけです。その中間としてのカスマグサは花柄に2つの花を付け、豆も間をとって3~6個になっています。
 ところで食べられる野草があることを知った原点がカラスノエンドウでした。豆が黒く熟した頃に採取して、それを炒ったお茶を子どもの頃飲まされていたからです。若葉を素揚げにして塩を掛けるだけで美味しいお酒の肴になります。お試しあれ。


「巻き髭で 俺がおれがと 野豌豆」

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