6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蛍袋

              花の中の毛も確認出来る


 山道で出合うと嬉しくなるキキョウ科ホタルブクロがあちらこちらで散見できる。うな垂れてひっそり咲いているという雰囲気がロクを惹きつける。別名で提灯花と言われるが、提灯の火を垂れる様子から「火垂る(ほたる)」になりホタルブクロになったとも云われている。野坂昭如の「火垂の墓」はホタルの古名を題名に使っている。子どもたちがホタルを捕まえて、花の中に入れて遊んだからというのが命名の由来。僕もホタルを追っかけまわした経験があるが、ネギの中に入れて淡い光を楽しんだり、蚊帳の中に放ったりした記憶が甦る。
 たくさん咲き出したホタルブクロの花を一輪を失敬して分解してみた。中に長い柱頭があり、釣鐘状の袋の中は紫色の斑点が散りばめられている。光にかざすと毛がびっしりと生えている。おびき寄せた虫たちに無駄なく花粉を運ばす戦略なのだろう。もったいないので最後に柱頭を引き抜き蜜を吸ってみた。
 このホタルブクロは昔から食用として利用されてきた。若葉と若芽を採取して天ぷらにしたり、茹でて和えものにしたりする。花は開花したものを甘酢や酢の物、花サラダなどで利用できるようだが、まだ試していない。群生していたら試してみたいと思うのだが、中に虫たちが入っているのをよく観るのでその気にならない。


「提灯の うな垂れ沖縄 慰霊の日」