間隙・観劇・感激!
劇団「息吹」公演チラシ
10月の満月
劇団創設58年になる老舗演劇集団「息吹」の公演に行って来ました。昔、知り合いが劇団員だった頃、よく通ったものです。劇団員の溜まりになっていた喫茶店にも顔を出し、青い議論に口を挟んだこともあります。彼はいつの間にか退団したので劇団息吹とは疎遠になっていました。ひょんなことから今の劇団の中心メンバーである俳優さんと知り合い、また案内を頂くようになり年1~2回の公演を楽しませてもらっています。
今回の出し物は「地獄極楽同行多数」と云うお芝居で、東大阪の町工場が置かれている現状を、喜劇タッチで仕上げたもので、零細企業の悲哀がにじみ出た作品に仕上がっています。何時も出歩くアクティブライフの間隙を縫って、幕間なしの2時間の観劇に感激して来ました。バスから降りて東の空を見上げると満月が輝いていました。
「観劇で 満ちた心を 月照らし」