出発の歌
衛都連と言う懐かしい名前が今も活きている。知り合いの団員からお誘いがあり「衛都連合唱団13回演奏会」に参加してきた。指揮は関西合唱団で永らく活動してこられた守屋博之氏である。4ステージ構成で進められ、衛都連合唱団は1stと4thステージで15曲披露され、2ndステージではゲストのマリンバ奏者三上摂さんの心を打つ演奏に酔いれた。3rdステージでは保育仲間や青年たちも加わり演奏会を盛り上げた。うたごえは平和の力として頑張って来られた青春の匂いがぷんぷんするコンサートだった。
都会に出るとクリスマス商戦まっただ中で、街はイルミネーションで飾られている。お上りさんのロクは目を輝かせる。演奏会の雰囲気にふさわしい音楽バージョンの照明だったので、往き帰りに写真に収めた。
おまけに家の近くまで帰って来ると十六夜がお帰りなさいと出迎えてくれた。何でも1000年前の1018年10月16日(旧暦)の “今月今夜のこの月を” 藤原道長が「此の世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることも無しと思えば」と詠んだ日らしい。さしずめ現在のゴーンの栄華に道長がダブる。
「年の瀬と 言うには早き 出発の」