冬芽と野鳥
シナサワグルミの冬芽観察中
ネバネバのトチノキ冬芽
デッキで水鳥観察中
茂みで羽を休めるゴイサギ
トンボのメガネ例会で服部緑地公園に冬芽と野鳥観察に出かけた。節分寒波と言われる寒い日が続いているが、昨日は陽射しもありゆっくり観察することが出来た。参加者も少ないだろうと思っていたが、12人の参加で観察会としては丁度良い人数である。
前半はルーペ片手に特徴的な樹種だけを観て回った。シナサワグルミ・ヤマザクラ系桜・コブシ・トチノキ・ハリエンジュ、更に葉柄内芽と言う特徴を持つプラタナスなどをしっかり観察して貰った。
今回は鳥好き仲間の参加もあり、どうしても野鳥観察の方が楽しそうである。この公園の池には張り出しデッキが作られているので、足元まで水鳥が寄って来てくれる。オナガガモなどが近くで観察でき、頭部は黒色だと思っていたのに、日差しの下で観ると、僅かに緑色をしていることまで発見出来て大満足である。下見の時には1羽しか確認出来なかったヨシガモが団体で泳いでいたり、オオバンが池に潜り水草を咥えて来ると、それをヨシガモがちゃっかり頂くと言う、仲良し関係まで発見出来た。
動き回る小鳥たちもエナガ・シジュウカラ・ヤマガラを眼で追っかけたりしたが、カワセミが池を往ったり来たりしている様子など観ていると、足が釘付けになり皆さん移動しようともしない。池畔の木には夜行性のゴイサギも背を丸めて休んでいる。発見の多い観察会だった。
「爺婆も 冬芽の都合 知りたくて」