男の料理教室は節分と言うことで巻き寿司ならぬ手巻き寿司がメインで、他に大根もち・鶏ミンチ団子と野菜スープの三品だった。会費に余裕があったので食材も少しはり込んでもらった。基本的に教室では生魚などは使わないようにしているが、厳寒の2月と言うことで妥協して貰い、細心の注意を払いながら刺身類が食卓に並んだ。
　レシピを作っている時に「大根もち」のところで材料にモチが入っていない。先生に問い合わせると、大根おろしとカタクリとチーズでモチの食感が出るとのことだった。実際に味わってみたところモチっとした食感のある料理だった。レシピに画像が必要だったので「大根もち」でネット検索するとちゃんと出て来た。知らぬはロクだけだったかもしれない。3グループに分かれてそれぞれの料理を担当したが、ロクは手巻きずしの方に回った。基本的には野菜類などをスティックするだけと思いきや、卵焼きを作ったり、納豆を混ぜたり、炊きあがったすし飯を冷ましたりと大変だった。
　今回の料理は全て満点の出来で皆さん完食だった。特に紅大根のスティックが美味しく、手巻き寿司のヘルシーな具材になる。料理教室の日はお昼に食べ過ぎるので、夕飯で調整しなければならないが、食いしん坊はそれが出来ない。体重計に乗った時だけの反省に終わっている。

「節分の　鬼はお腹で　丸まると」