ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

恵方巻きルーツ

            巻き寿司と定番のいわし塩焼き

         ヒイラギ鰯を咥えた我が家のシラカバ犬


 昨日は節分と言うことで御多分に漏れず、夕飯は巻き寿司の丸被りとイワシの塩焼きだった。基本的には店屋物で済ますと言うのは我が家の食生活ではない。かといって子どもが巣立ち、老夫婦だけだと巻き寿司を作るのも面倒だ。この日ばかりは我慢して店屋物の巻き寿司だけは買ってくる様にしている。地域スーパーは巻き寿司も自家製なので、ある程度安心出来る。予約販売されるぐらい人気があり美味しい。さて、節分の日に恵方を向いて巻き寿司を丸被りすると言う風習が拡がったのは何時ごろか。
 先日、自然大学の環境「自然学」講座で水産大学校の鷲尾代表の話を紹介したが、氏が瀬戸内海・明石の林崎漁協で企画研究室長をされていた時に、おにぎり用の海苔を全国展開の某コンビニ(A)に、瀬戸内海産の海苔を出荷していた。ところが安価な佐賀県産海苔に鞍替えしたので、新たな需要先を探さなければならなくなった。
 大阪船場では、節分の日に巻き寿司を丸被りしている老舗が何軒かあると言うことを聞きつけ、氏はこれを瀬戸内産海苔の需要に結び付けたいと、試行錯誤を続けながら別のコンビニ(B)に持ちかけた。それが恵方巻き丸被りのルーツである。かれこれ30年ぐらい前になるのだろうか。
 最近コンビニで廃棄される食品のトップに恵方巻きが上がり、社会問題化してきている。コンビニでは商品を切らすことなく供給するという習わしになっている。期限限定食品としての恵方巻きは、自ずと廃棄される運命を秘めている。そこで氏のアイデアは、残った恵方巻きの利用法を考えられている。例えば熱湯を注ぐだけで雑炊として美味しく食べられるように出来ないか、など研究開発が進む。


「憲法を 変えたい鬼は 退陣を」

×

非ログインユーザーとして返信する