「対生」も良く判るトチノキ幼木の冬芽と葉痕跡

　トンボのメガネ来年度観察会候補地の下見に寝屋川公園を訪ねた。前もって頂いたネット情報の地図では、どうやらスポーツ公園の雰囲気がする。JR学研都市線の「東寝屋川」駅に隣接するその公園は、かなりの敷地で、地域住民の憩いの場所になっている。聴くところによると3月から駅名が「寝屋川公園駅」になるらしい。それだけ公園をアッピールしたい思惑だろう。
　取り敢えず管理事務所に園内地図を求めて立ち寄ることにした。お勧めの植物観察場所など伺っていると、今日は観察会が開かれているので参加されますかと親切なお誘いがあった。渡りに船である。急遽仲間に加えて頂き、飛び入り観察会を楽しんで来た。
　参加者の殆どが地域住民で、講師から教えて貰うと言うスタイルの観察会だったが、色んな切り口からの説明は、我々が忘れていることを思い出させて貰えるきっかけになった。ただトンボのメガネは参加者全員が先生になって下さいね、と言うスタンスで運営しているので、こちらから知識の押し付けはしないように心掛けている。皆さん自身で疑問や発見をして貰い、へえ~！と言う感動を経験して貰う。主宰者の我々もへえ~！と感動したいからである。
　代表の方と名刺交換をして、観察会の時にはお世話になる手筈も付けておいた。公園内ルート確認・樹木確認・情報収集など一石三鳥の下見になった。

「春立ちて　仲間ますます　増えそうな」