春探し
山繭
ホウノキ冬芽
雨のおかげで「皮目」もくっきりと
アセビは満開・フサアカシヤも開花直前
我がサークルを捩ったような名前を付けている「めだかの学校」の観察会に参加して来た。行き先は「きずきの森」である。このサークルも定例で月2回開催されているが、日程が合わずになかなか参加出来ていない。もともと環境調査の一環として展葉調査をしていたグループが立ち上げたサークルで、調査終了時に、引き続き観察活動をしたいとの思いでスタートされた。ロクも展葉調査時代からのお付き合いだが、ご無沙汰続きである。
昨日は野鳥と冬芽観察が目的だった。ところが雨が降り止まないので野鳥たちも姿を見せてくれない。昼前になって雲も去り、今までの雨が嘘の様に青空が拡がった。しめしめと藪や枯れ木に眼を移すが、確認出来たのはホオジロ・ジョウビタキ位であった。お目当てのベニマシコには会えなかった。ヒヨドリだけは梢を右に左に飛び交っている。
暖かい雨のおかげで日頃気にしない桜の樹皮や皮目観察が出来た。アセビがすでに満開だ。ホウノキの冬芽も膨らんで来たし、フサアカシヤが間もなく開花しそうな気配だ。春がそこまで来ている。
「木を伝う 雫一つに 春を知り」