鶯神楽(ウグイスカグラ)
肉眼で結晶まで確認出来る牡丹雪
朝から降り続いていた雪が上がったので、これ幸いと散歩に出てみた。山に行けるほどの時間ではなかったので、いわゆる徘徊コースと称している周辺歩きだ。茂みに眼をやると早々とウグイスカグラが咲き出していた。普通ならウグイスが鳴き出す4月から5月にかけて咲き出す。名前の由来も開花時期から来ている。何故こんなに早く咲き出したのか?温暖化の所為ばかりではなく、1月が殊の外暖かく、2月に入り寒波がやって来たので「冬眠打破」の影響かもしれない。
ウグイスカグラはスイカズラ科スイカズラ属だから花は同じように2つ下垂してついている。星型のかれんな花である。6月になると赤い実が出来るが、生食出来るので山で見付けたら必ず口に入れる、これが美味しい。ところが小鳥たちにも人気があり先を越されてしまう。
昨日の雪は牡丹雪で直ぐに解け出した。津軽には7つの雪が降ると言うが、能勢でも3つ位は毎年降っているようだ。まさに春呼ぶ雪の雰囲気だった。今日は山に行くが残っていてくれるだろうか。
「鶯の 啼くを待てずに 咲きし花」