ロマネスコ
分解しても同じ形状の組み合わせで構成されるフラクタル形状
タルタルソース・胡麻だれドレッシング・ケチャップなどで戴いた
何とも珍しい野菜に出合えた。始めて観たのは植物園だったと記憶している。世の中には変わったものがあるとしか思わなかった。それをトンボの仲間から戴いてしまった。名前はイタリア名でロマネスコだって。日本名では黄緑サンゴと言われるらしい。福岡と宮城県で生産販売され色んな商品名がついている。アブラナ科の野菜でブロッコリーとカリフラワーを掛けあわせた色合いと食感である。調理法は色々あるようだが、初体験なので先ずは茹でて様々なドレッシングで戴いた。病みつきになりそうな野菜であるが、大阪のてっぺん能勢に普及するには時間がかかることだろう。
ブログ仲間の池さんが自分で作られた様子を昨日アップしておられた。写真を拝見すると綺麗な幾何学模様のフラクタル形状に育っている。神様の遊び心がそうさせるのか、自然界では法則性にかなった幾何学模様を提供してくれる。
フィボナッチ数列というのを学んだことがある。前の2つの数を加えると、次の数になると言う法則性で、イタリアの数学者フィボナッチの発見である。1.1.2.3.5.8.13.21.33…となる。黄金比の基にもなっている。その配列が自然界でよく観られる。例えばマツボックリの鱗片の並びだったり、ヒマワリの種の並びやアンモナイトやオウムガイのらせん形状など様々のところで確認出来る。このロマネスコもフィボナッチ数列の最たるものである。
「窓際に 飾っておきたし 春野菜」