ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

和・巡礼の道

            「山の辺の道」起点桜井駅前

                 三輪山平等寺

                手前に大和三山

       踏み跡を付けたくない桧原神社

             相撲神社に祀られる野見宿禰


 4月にスペインのサンチャゴ デ コンポステーラを目指して歩いたが、日本にもそれに匹敵する巡礼道が何箇所かある。女人禁制で有名だった奥掛け道や熊野古道、更に四国や西国の寺巡りなどが知られている。世界遺産になる前の熊野古道は、旅行社の山案内をしていた時に何度も訪ねたものだ。
 昨年も「山の辺の道」を歩いたが、その時には巡礼道とは感じなかった。今年はキリスト教聖地歩きを経験したせいか、山の辺の道にその雰囲気を強く感じた。天理から桜井までの距離も16kmと程良いコースである。サークルの下見として歩いたが、個人的にも歩いてみたいとひそかに計画に組み込んだ。因みにロクはいかなる宗教にも属さないが、歴史文化として大切に見ている。
 歴史的に名の残る神社仏閣が何箇所もある。古墳群も回りきれないほどにある。昨日紹介した大神神社は我が国最古の神社とされている。石上(いそのかみ)神宮は伊勢神宮と並んで、奈良朝以前から神宮の号を賜っている。そのため歴代の天皇の崇敬が厚い。相撲発祥の地としても知られ相撲神社には野見宿禰が祀られている。仏教伝来の地でもある。途中には歌碑や句碑などもあり、それぞれの興味で古代ロマンにタイムスリップさせてくれる。なによりも嬉しいのは天理や桜井の起点駅の観光案内所で戴ける立派なコース地図である。それをゲットするためにだけ訪れても価値ある「山の辺の道」である。


「秋雨の 休憩中に 奈良古道」

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