ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)


 夏にナス科特有の白い小花を付けていたヒヨドリジョウゴウゴが結実し赤く色づいて来た。冬に向かって更に透明感のある綺麗な実になっていく。口に入れてみたい衝動にかられるが、死に至る毒成分を持っているので誤食してはいけない。綺麗な液果なので、生け花として挿しておくと日持ちがして重宝な植物である。
 ヒヨドリジョウゴはナス科ナス属でツル性多年植物。名前の由来はヒヨドリが好んで食べるらしく、酒に強い人を「上戸」と言い、酔って赤くなった様子を真っ赤な実に例えたとのこと。毒性分ソラニンはジャガイモの青い部分や新芽に含まれる毒と一緒で、煮沸すれば消える。トマトの葉にもトマチンと言う同種の毒が含まれているらしい。ところが最近ヒヨドリジョウゴには抗腫瘍作用の成分があるので、抗がん剤として注目されている。昔から帯状疱疹や急性黄疸型肝炎の薬草として使われてきた。
 今日は約80日に一度の通院日で採血検査があり、出て来る数値が気になるところである。今年の夏が長引いたのでビール漬けになっていた。そろそろ休肝を!と1週間ほど前から頑張ってきたが、昨日、焼肉食事会を予定に組んでしまった。美味しい肉を前にビールやワイン、冷酒を指を咥えて眺めているわけにはいかない。ということでケセラセラ!


「鵯の 啄みまでを 熟れて待つ」

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