遠足登山
歌垣山顕彰会会長の挨拶も
下山も落葉拾いなど元気な子どもたち
虹の思い出を土産に学校に
子どもの心を掴むグッズのトンボのメガネ
毎年地元小学校から歌垣山への遠足登山の案内を頼まれている。対象は1年生である。学校から通学用送迎バス2台で山の麓まで送って貰う。あいにく前夜から明け方まで、まとまった雨が降ったので、予定していた登山コースを避け、下山に使う舗装された車道を往復することになった。学校行事としては当然の対応だろう。
あらかじめ子どもたちにどんな観察させてあげようか?と構想を練って臨むようにしている。ところが急遽のコース変更である。天然記念物のオオイチョウなどを見ることが出来ない。ピストンコースだと観察対象が物理的に半減してしまうし、子どもたちのドキドキ感も色褪せてしまう。ロクの心配をよそに、子どもたちは元気に森のくまさんなど大合唱をしながら歩いていた。やはり遠足というのは非日常で殊の外楽しいようだ。
今回は行き当たりばったりで、何を観察できるか未知数だが、秋の山がさまざまな色で彩られていることを、落葉拾いなどしながら実感して貰うことにした。紅葉の仕組みなどまでは説明出来なかったが、匂いを嗅いだり触ってみたりして五感の観察スタイルで、可愛い孫たちと遊んで来た。掴みにトンボのメガネを帽子に付けていった。
「時雨まで 児らの歓声 吹き飛ばし」