ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

竹中大工道具館

                遊べる木組み

         名匠「江戸熊」加藤熊次郎の鑿(ノミ)の展示

       端正込めて作られた最高級の鋸


 じねんクラブ例会で竹中大工道具館を案内して頂いた。参加者は18人で20人以上の団体割引こそ受けられなかったが、殆どが65歳以上なのでシニア料金200円で入館出来た。日本で唯一の大工道具を展示した博物館である。もともと竹中工務店の創立85周年を記念して1984年に作られた博物館だったが、開館30周年記念として、新たに山陽新幹線新神戸駅前に2014年オープンさせた。
 静かなたたずまいの日本建築風の会館に一歩踏み入れると、展示室は木の香りに満ち溢れている。1階ロビーには釘を使わない木組みの模型など展示してあり、昔の建築技術の高さと精巧さに驚かされる。実際に手にとって確認出来るコーナーもあり、皆さん木組みにチャレンジされておられた。
 地下1階に降りると石器時代の道具から始まり、大工のリーダーである「棟梁」の仕事振りなどが判る道具や、手仕事の技などが展示されている。中国やヨーロッパの道具なども展示してあり、文化や自然環境の違いなどに気付かされる。
 地下2階は、まさに和の伝統美、実物大の茶室なども展示され、手仕事で作られた日本建築の美に触れることが出来る。吹き抜けには唐招提寺金堂の実物大の模型まで展示されている。
 急遽、案内役で駆けつけてくれたボランティアさんは駆け足で全館案内して下さったが、映像ナビや音声ガイドを使い、くまなく拝観すると一日費やしそうな豊富な展示内容であった。帰宅してから妻に話すと「是非連れて行って!」だって。


「眠ってる 炬燵の出番 今年はと」

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