外気温は－1℃

　　　　　　　　　　　　　　剃刀の様な月も冬らしい

　朝の冷え込みに耐えられなくなって来たので、数日前から灯油ストーブのお世話になり出した。点火スイッチを入れると7℃になっていた。真冬の厳寒期には点火時の温度表示は3～4℃が通常で、室温より高めである。昨日は霜も降りていたので外気温が気になり、設置してある温度計を確認すると－1℃になっていた。この冬一番の冷え込みになった。
　冬の花サザンカは今を盛りと咲き出している。もともと日本固有種で、山口県から沖縄などの暖地に自生しているツバキ科ツバキ属で、ヤブツバキ・ユキツバキと並んで日本特産自生三種ツバキの一つである。江戸時代辺りから庭木として植栽されるようになった。漢字表記で「山茶花」と書いているのは、中国でツバキのことを山茶花と表記したのを、誤用して日本に定着してしまった。因みに「椿」という漢字は日本で作られたものである。山の茶というぐらいだから、実際に鹿児島や宮崎地方では製茶して飲用に使っていたらしい。サザンカ油はツバキ油と共に軟膏の原料として用いられている。
　昨日はコーラス練習最終日で、男性群だけは居残りを命じられ、何箇所かチェックされて、その部分を特訓された。多分ロクが練習に出遅れていたので、そのための特訓だったのかもしれない。

「山茶花の　散り敷く路を　歩きたし」