トウカエデの落葉と紅葉

　　　　　　　　　　　オオモミジと思われる鮮やかな紅葉

　毎年恒例になって来た我がサークル「トンボのメガネ」での干支工作提供日である。午前中は殆ど貸し切り状態だった万博記念公園の日本庭園で、初冬の紅葉狩りを楽しんだ。既に落葉を始めていて、燃える様な紅葉こそ少なかったが、かさこそという音を聴きながら落葉を踏みしめて歩くのも風情がある。もちろん観察サークルだから、落葉で樹種判断をしたり木の実の観察なども楽しんだ。
　昼食後は暖房の効いた中央休憩所に移動して、皆さんにラブラブ・ピーナッツネズミを作って頂いた。殆どの方が自然工作の経験者なので、材料を配りポイントを伝えるだけで上手く仕上げてくれる。参考までに材料を紹介しておく。胴体は殻付きピーナッツ、眼と鼻はヨウシュヤマゴボウの種、ひげはシュロ箒、尻尾はヒマヤラスギ雄花の芯、それに雛段と看板を用意してあげた。夫婦関係がぎくしゃくしているというご婦人は、ラブラブではなくそっぽを向いたネズミを作られるなど、メンバーの個性が表現されて面白い。参加者は僕を除いて15人だったが、それぞれに可愛い置物を作られ喜んで頂けた。

「初夢は　たぶんネズミの　運動会」