寺院の内部見学
静かな佇まいの神戸カトリック中央教会
関西ユダヤ教会
モスクは工事中で裏口から入らせて頂いた
生田神社
山の会50歩100歩の例会日だったが、リーダーから他の会に浮気しているので、今回は中止にしてと連絡が入った。急な連絡だったので手持無沙汰になった我々二人は、急遽世界の寺院巡りに行くことにした。
先月、神戸北野界隈に点在する世界の宗教寺院を、じねんクラブの仲間に案内して頂いた。しかし、外観だけの見学で教会内部までは尋ねなかった。団体と言う制約もあるのでいたしかたなかったのかもしれない。
その後、岐阜県八百津町に杉原千畝記念館を訪問したので、助けられたポーランドのユダヤ人たちの足跡を訪ねたい衝動にかられた。ユダヤ教徒が敦賀を経由して神戸や横浜に行き、アメリカ行きの船を待つ間、しばし滞在したといわれる関西ユダヤ教会でどう過ごしたかを知りたくなった。管理者に案内を乞うと日本語が判らないという。でも教会内部は見学させて頂けた。食堂兼集会場の様な広間と、お祈りが出来る教会に仕切られている。初めて目にするユダヤ教会内部だ。
イスラム教寺院はエジプトに行った時に訪問しているので、コーランが流れる街の雰囲気にも馴染んで来たが、日本最古のイスラム教寺院がどんなものか見学させて貰った。こちらもたどたどしい日本語で説明してくれる。教義の中身がよく判らないが親切な対応だけを感じさせて頂いた。男女席を同じくせずの戒律があり、女性は二階席からメッカに向かってお祈りするようになっている。
神戸カトリック中央教会の内部はシンプルな佇まいで、大小在り、ミサの規模によって使い分けているのだろう。ジャイナ教やギリシャ・ロシア正教の内部も拝見したかったが、門扉を閉ざしていたので叶わなかった。
「年末は 山にも行けず 寺社巡り」